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宿泊体験レポート(Vol.2)

ヴィアイン金沢

 ヴィアイン金沢は、JR西日本の関連会社「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」が運営するビジネスホテルチェーンの一つで、2007年6月にオープンしました。低廉な料金と必要にして充分なサービスを提供するというコンセプトが売り物とか。実際、旅行代理店を通じて申し込んだプランは、シングル1泊素泊まりでなんと5800円。そのお値打ちのほどは如何ほどなのか?期待を胸に出かけてまいりました。

金沢駅新幹線口
金沢駅西口の全景。

こちらは、金沢市中心部方面とは反対側の出口で、再開発によって、「JR金沢駅西ビル」が誕生しました。ホテル「ヴィアイン金沢」は、このビルの5階〜8階が客室となっています。

コンコース
西口コンコース。

前方のブルーの看板が駅ビルの商業施設、「金沢百番街くつろぎ館」への目じるし。

金沢百番街くつろぎ館
「金沢百番街」とは、昔からある金沢駅構内アーケード全体の名称。
全部で5つのブロックに分かれており、「トレンド館」、「おみやげ館」、「あじわい館」、「ふれあい館」、そして西ビル内にある施設を「金沢百番街くつろぎ館」と呼びます。

ヴィアインエレベーター
ホテルロビーは3階。

直通のエレベーターで向かいます。ホールはシックな木目調のデザイン。とかく無機質になりがちなスペースにもさりげない心配りが感じられます。

ヴィアイン金沢入口1
ホテルの入り口。

ピカピカに磨き上げられたガラス張り。同じフロアにはラーメン店や居酒屋なども軒を連ね、夜11時まで営業しているので夜食に困ることはなさそう。

ヴィアイン金沢入口2
別の角度から見た入り口。

エレベーターホールにもあったシックな茶色のカラーリングは、どうやらこのホテルのイメージカラーらしい。何となく、関西の阪急電鉄を連想させる。

ロビー
ロビー全景。

チェックインは、まずカウンターで宿帳を記入し、確認後渡されたカードを左奥に見えるチェックイン機に挿入して、支払いを済ませる仕組み。このスタイルのホテルはほかでも見たことがあります。これから増えてくるのでしょうね。

客室
室内の様子。

必要にして充分のスペースに、ベッドとテーブルを効率的に配置。ベッドは幅140センチの大型。インターネット用LANケーブルも完備されており、この内容ならばコストパフォーマンスは充分。

金沢駅東口
部屋でひと息ついたあとは、反対側の東口の方へ行ってみる。
和楽器の鼓(つづみ)をモチーフにした、壮大な「鼓門」の奥に見える壮大なドームは、「もてなしドーム」と名付けられています。2014年に予定されている北陸新幹線乗り入れの準備が着々と進められています。

金沢の街並み
日も暮れてきました。そろそろ夕食に出かけましょう。
駅ビル内で済ますことも考えましたが、ここは気晴らしに散歩をかねて町をぶらつくことに。古都の風情を残すだけあって、中心部の通りもこのとおり伝統的な街並みが続きます。

近江町市場1
15分ほど歩いて「近江町市場」にやってきました。ここは古くからある金沢の名物市場。今や全国区の観光地となっています。

近江町市場2
海産物を扱う店舗の店先には、新鮮な魚介類が山積みに。何だか急に空腹を感じてまいりました(笑)

近江町食堂
というわけでやって来たのが、昭和5年創業の老舗「近江町食堂」。
市場の少し奥まったところにありますが、結構有名な店です。市場で採れたての食材を使っているだけに、ネタの新鮮さは保証付き。

三宝盛
席について、「三宝盛」を迷わずオーダー。
これは、カニ、ウニ、イクラ、甘エビ、マグロの5種類から3品をチョイスできる海鮮丼で、おねだんは2200円。好物のカニ・甘エビ・ウニを選んだが、中でもカニが最高。

毛ガニのみそ汁
サイドメニューで「毛ガニのみそ汁」も注文。こちらは400円。

金沢駅東口2
来た道を戻って、金沢駅東口に戻る。
ライトアップされた巨大なドームは壮観。でもよく観察してみると、「JR金沢駅」の看板あたりに国鉄時代の面影が残っています。何となくそちらの方に親近感をおぼえるのは歳のせいかも?(笑)


甜花美人
「金沢百番街くつろぎ館」1階の様子。

正面のお店は、スイーツカフェ「甜花美人」。マンゴーを使ったスイーツメニューが人気とのこと。
「ヴィアイン金沢」にはレストランはなく、朝食は、このフロアの「カフェ・アルコ スタツィオーネ」、もしくは「カフェ・エスタシオン」に出向くことになります。営業時間は翌朝7時から。


 金沢駅は、香林坊、武蔵の辻、兼六園といった、金沢の中心街からは若干はずれた場所にありますが、駅構内、ならびに周辺は充分に整備されていますので、不自由を感じることはないでしょう。

 ホテルの居心地は、「ひと晩快適に休む」という観点からすれば、充分すぎるほどでした。清潔な部屋とバスルーム、それにふかふかのベッド。これ以上望むものはありません。また、私は使いませんでしたが、ある程度の長期間滞在する人たちのためにコインランドリーが備えてあったり、今回、翌日のスケジュールの都合で朝早く出発せねばならず、残念ながら朝食をホテルの契約施設で取ることができませんでしたが、ホテルからは同じような境遇の人のために、キャンペーンとして、駅ビル内で朝6時から営業しているコンビニ「ハートイン」の5%割引券が用意されるなど、ニーズに応じた的確なサービスが行なわれているように思いました。下着までクリーニングの受付をしてくれるとか、オムレツを目の前でフライパンで焼いてくれることだけが万人が望むところではありません。

 しかし何よりもかによりも、最高のサービスは「駅構内」という立地。これに尽きます。予定の列車に乗るために、駅から何分かを要するホテルに投宿しているいつもの感覚で出発した私でしたが、ホームまでの所要時間は、チェックアウト後わずか30秒。ホームに降りると目の前に列車が停まり、けたたましく発車ベルが鳴っています。
 そして、普段からの悲しい習性で本能的に飛び乗った列車は、予定より一本前のものでした。

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