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あれも乗りたい、これも乗りたい(Vol.3)
−大阪から直通「しなの」に乗って木曽路をめぐる−

(ワイドビュー)しなの 大阪→塩尻

 1日13往復運転されている「(ワイドビュー)しなの」のうち、12往復は名古屋〜長野間ですが、1往復が大阪まで直通します。大阪〜名古屋間の在来線を昼間走る貴重な特急列車に乗って、木曽路へ向かうことにしました。

特急券 25号まである長野行き「しなの」のうち、大阪発は9号。
「しなの9号」は、大阪駅10番線から発車。
同じホームからは、北陸方面の特急も発車する
発車案内
弁当売り場 「しなの9号」の車内販売は名古屋から。
朝食は品数豊富なホーム上の売店で
そうこうするうちに、「しなの9号」が入線 しなの先頭車
指定席車両入口 指定された車両は3号車
まず、表示される車両番号を確認し、 ナンバープレート
荷物室1 大型トランク置き場と、
スキー客にも配慮されたデッキを抜けて客室に 荷物室2
普通車指定席 シートは、グレー系の落ち着いたトーンのバケットタイプ
指定された席は、7D窓側 シート番号
荷物棚 側窓が大きく採られているせいか、明るい車内
リクライニングボタンは、肘掛に 背もたれ用操作ボタン
折りたたみテーブル テーブルは背面格納式
座席回転用のペダル 座席回転レバー
フットレスト フットレストも備えられている
荷物棚のデザインには工夫のあとが。
パイプ式のうるささと、密閉式の鬱陶しさをうまく排除した形状
荷物棚奥の間接照明
窓のカーテン カーテンはおとなしいデザイン
大阪を発車して淀川を渡り、新大阪に停車。
反対側のホームからは、南紀へ向かう「オーシャンアロー」が発車。
JR東海と西日本の特急電車が顔を合わせる一瞬
停車駅の風景
先頭車両の運転席 先頭のグリーン車は、前面展望タイプ。
列車は、まっすぐ伸びる線路を快調に飛ばす
車椅子対応のトイレ 洋式車椅子トイレ
化粧室 やさしい色使いの洗面台。
水栓は当然ながら自動
男子小用トイレも標準装備 男子トイレ
自動販売機 飲料の自動販売機。
車内販売がない大阪〜名古屋間はこれで我慢
缶コーヒー1本でも、アングル一つで旅の気分 窓台に置いたジュース
橋 列車は大阪府・京都府を過ぎ、滋賀県に入る。まず車窓に現れるのが琵琶湖
滋賀県北部に差し掛かると、車窓はご覧のとおり 雪景色
途中駅 近江鉄道を間近に眺められるのも、在来線ならでは
滋賀県のシンボル「伊吹山」 生駒山
生駒山2 関ケ原の古戦場付近で新幹線と並走。
左前方に帯のように細く小さく見えるのは、500系「のぞみ」
車窓から雪が消えると間もなく岐阜に到着 岐阜駅の駅標
駅構内 尾張一宮付近で名鉄と並走
稲沢の貨物ターミナルを過ぎるとほどなく、 貨物列車
名古屋駅の駅標 名古屋に到着。
ここから大勢乗り込んできて、ほぼ満員
名古屋を出て30分も経たないうちに、家並みが途切れる 車窓からの風景1
車内販売 多治見を出たあたりで、車内販売ワゴンがやってくる
豊富なおつまみ類とドリンク類 車内販売お菓子飲み物
車内販売静岡茶 暖かいお茶のサービスは、行き届いた配慮。
食事のメニューは、サンドイッチと「名古屋特製幕の内」「天むす」。それと、中津川から積み込まれる「釜めし」が加わる
ここは、「名古屋特製幕の内」(900円)に決める。ビールはキリンラガー(270円)のみ お弁当とキリンラガービール
お弁当中身とキリンラガービール 弁当の中味は一般的な内容。
玉子焼きには「東海道」の焼印が
列車は、山あいの集落を縫うように走り、 車窓からの風景2
就寝中 ところどころでトンネルをくぐる
そして、美しい木曽川が現れると、そこは名所「寝覚ノ床」 寝覚めの床
車窓からの風景 峠の向こうは伊那盆地
木曽観光の拠点のひとつ、木曽福島に停車 岐阜福島駅
車窓からの風景 木曽福島を出ると、より一層山深くなる。
まさしく「夜明け前」の世界
木曽の名産品は「木曽杉」。
伊勢神宮の遷宮にも用いられる
車窓からの風景5
ならい駅の駅標 やがて列車は、有名な「奈良井宿」を通過し、
中央東線とのジャンクション、塩尻に到着。
大阪からおよそ4時間の旅
塩尻駅の駅標

 大阪〜長野間を直通する列車は、古くから運転されており、「しなの9号」(大阪行きは「しなの16 号)は現在までその伝統を受け継いでいます。関西〜木曽路、および長野県中心部を乗り換えなしに移動できる利便性もさることながら、趣味的な観点からも、大阪〜名古屋間の東海道本線を昼間に走る特急列車は大変貴重な存在です。

 中央西線は、山に囲まれた木曽川に沿って縫うように走る路線。それだけに曲線も多く、中央東線と同様に高速運転に対するハンディキャップが立ちはだかっています。
 そこで開発されたのが、曲線を高速で安全に通過できるように、曲線に差し掛かるときに車体を傾ける工夫(車体傾斜装置=振子機構とも呼ばれる)を施した先代の車両。
 投入された当初、車酔いを起こす乗客が続出したそうですが、慣れとは恐ろしいもので、ほんの数年でその現象は沈静化しました。

 そして現在走っている二代目の車両は、その機構がより進化し、車体傾斜時にはコンピューターで制御する方式を採用しているとのこと。
 おかげで、大変快適な旅を楽しむことができました。

 このような工夫を凝らした結果、名古屋〜長野間の所要時間は、およそ3時間弱。高速バスでは、4時間半近くかかりますので勝負になりません。

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 そして、名古屋発長野方面のパッケージツアーはこちら、大阪発はこちらから。